三吉 勇人 氏。座右の銘 有言実行
薬づくりの最高に頼れるパートナーへ

自社の強みは。

1946年の創業以来、有機合成技術を核とした原薬(医薬品の有効成分)や化成品、体外診断薬、化粧品原料の製造に取り組んできた。主力のトラネキサム酸は止血、抗炎症、美肌などに有効で世界トップシェアを誇る。研究開発から商業生産までの一貫体制を確立しているのが強みだ。

―昨年、研究開発用パイロットプラントが稼働した。

医薬品メーカーが開発した薬を商業化するには、試験管レベルから徐々にスケールアップし、安全性や有効性を調べたりするプロセスが必要で、これをバックアップするのがCDMO(医薬品開発製造受託)だ。パイロットプラントはこのCDMO事業の拡大を目的としている。昨年、2系統を同時製造できる非臨床向けのガラスプラントを建設し、将来的には臨床向けプラントも建設する計画だ。今後はこのプラントを活用して新薬を始めとする医薬品の商業化を支援し、当社がその原薬製造を受託することを目指している。

―社員の部署を超えたコミュニケーションが活発だ。

従業員が笑顔と熱意をもって働けるよう、ワークライフバランスの向上や健康経営に取り組んできた。毎年12月には「年末感謝企画」と題し、従業員約430人の貢献に感謝するイベントを開催している。昨年は入社2年目の従業員が企画運営を担ってくれた。企画チームには、従業員の交流促進はもちろん、企画力やプレゼン能力の向上につなげてほしいとの思いもある。

今年はどんな1年にしたいか。

既存品を盤石化させ、新たな利益基盤を獲得していくためのチャレンジの年としたい。個人的には積極的に外を見たい。昨年はEU5カ国を巡って当社原薬の出荷先を訪ね、世界のニーズを実感することができた。今年も様々な人と会って、会社の飛躍と自らの成長に繋げたい。

年末感謝企画のメンバー
 

ウェブサイト