西川 由香 氏。座右の銘「全ての事象は学び」自分にとって良いことも、悪いことも全て私の人生の学びになっている
学び重ね 在宅介護支える

―事業の特徴は。 

当社は、包括支援センター、訪問介護、居宅介護支援、デイサービス、ショートステイ、そして小規模多機能型居宅介護まで、在宅系の介護サービスをそろえている。特に小規模多機能型は、「通い・泊まり・訪問」を同じ職員が担うことができ、利用者にとっても家族にとっても安心につながっていることが強み。富山市岩瀬・萩浦地区に7、上市町に5、計12事業所を構え、地域に根差した介護を続けている。 

―社長就任から1年。 

立ち止まる間もなく走ってきた。看護師としての経験を生かせればと20年近くこの会社で働いてきた。この1年は、他の役員、そして現場の職員と対話を重ね、少しずつ変革を進めてきた。社員は現在123名。人が基盤の会社であることを日々実感している。 

―社員に伝えていることは。 

私が大切にしているのは「できることを探そう」という姿勢。最初から無理だと決めつけない。嫌なことや失敗も、すべて学びになる。研修も受けて終わりではなく、毎回何を持ち帰るかが重要だ。利用者だけでなく、関わるすべての人にウェルカムの姿勢を持ち、笑顔とあいさつを徹底しようと伝えている。 

―今後の展望は。 

ヘルパー不足に、賃金と燃料費の高騰など業界を取り巻く環境は厳しく、訪問介護は倒産が相次いでいる。一方で団塊の世代が75歳を迎え、需要は確実に増える。介護難民を生まない仕組みづくりが必要だ。その一環として、外国人実習生や留学生を受け入れた。また訪問介護の仕事は、訪問時間以外は自由が効き、育児や家事と両立しやすい点もアピールしていきたい。 

社内では資格取得を支援し、DX化も推進。より質の高いサービスの提供を目指している。目標は常に稼働率90%以上。「あそこなら任せられる」という信頼を、人の力で積み重ねていきたい。

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