中西 孝夫 氏。おすすめの一冊 ビジョナリー・カンパニーシリーズ(ジム・コリンズ)
滑川工場新設 高機能品増産へ

―昨年を振り返って。 

産業用ホースを主軸に自動車、食品、薬品、半導体など多様なジャンルのホースを製造している。昨年は資材高騰や物流コスト増などの影響を受けたが、価格改定や工場現場のホース配管お困り事改善提案活動を通じて、昨年を上回る売上となった。海外拠点では、特に中国で2桁以上の成長を記録。インドも営業活動が軌道に乗り、好調だ。米国では昨年アトランタに販売会社を設立し、今春から営業活動を加速させる。 

―滑川工場を建設中だ。 

災害などで万が一、黒部工場がストップしても安定的に商品を供給できるよう、滑川市に建てている。食品や自動車、半導体業界向けの高機能商品を増産し、工場内は自動化、省人化を進める。お客さまを積極的に招き、生産設備や検査設備を見ていただく。また社員には、働きやすいクリーンな環境と福利厚生施設を整備する。今年秋には完成する予定だ。 

―商品開発にも力を注ぐ。 

医療分野において大学やトップユーザーとの伴走型開発を進めている。金沢医科大学と開発した人工透析用ホースは国内市場で高い評価をいただいている。また医薬メーカーと開発したシングルユースホースとチューブ「トヨファーマ」は現在、市場拡大に向け、精度向上に励んでいるところだ。 

―採用活動と人材育成の方針は。 

採用は新卒・キャリア共に計画的に行い、若手・中堅・ベテランのバランスを取っている。人材育成では「自創の考え」を重視し、指示されるのではなく自ら目標を設定し、チャレンジする社風づくりに取り組んでいる。「働きがい改革」も力を入れていく。 

―今年の展望は。 

今年は丙午。情熱や行動力を象徴する干支だそうだ。当社にとっても新たな中期計画が始まる重要な1年となる。目標達成に向かって果敢に挑戦する年にしたい。

建設中の滑川工場の完成予想図
 

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