安丸 健志 氏。今年挑戦したいこと 狩猟免許の取得 
"地域一番"目指し組織強化

―倉庫を併設した上市支店が昨年4月に稼働した。

県東部に拠点ができた。北陸自動車道上市スマートインターチェンジに隣接しており、顧客にとっても我々にとっても利便性が高い。倉庫業に参入し、得意先から製品や資材を預かっており、物流ネットワークの一翼を担っている。働き方改革にも取り組み、運送業の「2024年問題」とされた時間外労働の上限規制(月平均80時間以内)に対し、当社は23年に60時間以内を達成し、昨年は40時間まで短縮した。選ばれる会社を目指して労働環境の改善に引き続き取り組んでいく。

南砺市、上市町と災害時の物資輸送に関する応援協定を結んだ。

地域貢献として私たちに何ができるのかを考えた。自然災害が起きた時、緊急支援物資の輸送をサポートしたい。各地から集まってくる物資の仕分けと管理、避難所への分配を円滑に進められるように「災害物流専門家」の資格を取得して備えている。 

昨年は、南砺市と小松市が大阪・関西万博に共同出展した井波彫刻と九谷焼のコラボレーション作品の運搬に携わった。長年、井波彫刻の輸送を手掛けてきた経験を生かし、地域を挙げた取り組みに協力できたことは意義深い。

今年の目標は。

社員には「社名に『南砺』を冠しているからには、地域で一番の運送会社を目指そう」と呼び掛けている。輸送能力、品質ともにさらに上げていきたい。そのためには組織体制の強化と人材育成が欠かせない。23年に品質保証の国際規格ISO9001を取得したのに続き、昨秋からは日々の業務を見直してDX化などで改善を図るプロジェクトを始めた。 

理想は看板以上に個々のドライバーが顧客から認められ評価される会社だ。仕事に対するやりがいと責任感が強まり、人間力的にも成長できる組織の在り方を模索していかなければならない。

昨年春に本格稼働した上市支店
 

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