日本財団スポGOMI連盟
2025年10月18日(土)いしかわ四高記念公園にて開催

一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全12チームが、制限時間の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2025 石川県大会』を10月18日(土)に開催いたしました。
世界的に深刻化する海洋ごみの約8割は、陸(まち)から流出しているとされています。生活者一人ひとりが意識を持ち、行動に移すことが解決への大きな一歩となります。スポGOMI甲子園は、私たちの生活と海洋ごみ問題のつながりに気づくきっかけとなることを目指して開催しております。11月30日(日)に開催するスポGOMI甲子園全国大会は、未来を担う高校生たちが「高校生スポーツごみ拾い日本一!」を決める大会に位置付けられ、各県予選を勝ち進んだチームが出場します。



イベント概要                                   
・日程:2025年10月18日(土)9時30分~12時10分
・開催場所:いしかわ四高記念公園(石川県金沢市広坂2丁目2)
・参加人数:1チーム3名×12チーム=36人
・主催:一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
・運営:一般社団法人 海ごみゼロ大作戦 in 石川
・共催:日本財団


金沢高校「エコ・エコビタミン」が初優勝!同校「NO.i(ナンバー・アイ)」が準優勝 !
「スポGOMI甲子園2025 石川県大会」には、初出場3校を含む12チーム・36名の高校生が参加しました。年々注目度が高まる中、白熱した「ごみ拾いバトル」が繰り広げられました。
なかでも特に注目を集めたのは、これまで4連覇を達成している小松大谷高校の連覇記録です。2025年も2チームが出場し、5連覇をかけて大会に挑みました。そのうち「TUKUDA(つくだ)」チームは、駐車場のすみに捨てられた不燃ごみを中心に集め、ごみ総重量11.22kgという圧倒的な量を記録し、748ポイントを獲得。誰もが優勝を確信する展開となりました。
しかし、金沢高校の「エコ・エコビタミン」チームが見事な戦略で逆転を果たしました。駐車場や建物の隙間など、見落とされがちな場所に落ちていた燃えるごみやビン・缶を効率よく集め、合計1,196ポイントを獲得して初優勝を飾りました。同校の「NO.i(ナンバー・アイ)」チームも、高ポイントが獲得できるペットボトルやビン・缶を中心に集め、ポイントを積み上げましたが、わずかに及ばず準優勝。
3位には、吸い殻とペットボトルを中心に効率よく集めた金沢桜丘高校「魚心(うおごころ)」チームが入賞しました。また、独自のアイデアで大会を盛り上げた「星稜高校生徒会トゥインクル・スターズ」チームが「オリジナルアイテム賞」を受賞。各校が個性とチームワークを発揮し、レベルの高い戦いとなりました。





石川県大会で集められたごみの総量は47.38kg
2025年の大会エリアは、金沢市の中心部に位置する繁華街・香林坊や片町周辺。常に多くの人で賑わう場所で、観光客も数多く訪れる人気エリアです。表通りには目立ったごみはほとんど見られませんが、一歩裏通りに入ると、細い路地に自動販売機やコインパーキングが点在しており、人の目が届きにくい場所には意外にも多くのごみが捨てられています。
今回の大会では、こうした「死角」となるエリアを見つけ出すことが勝負の鍵となりました。参加チームはそれぞれの戦略でこうした場所をうまく見つけ出し、高ポイントの獲得につなげました。
高校生たちは大会を通じて、まち中に潜むごみの現状を自分の目で確かめ、「ごみを捨てない」「見つけたら拾う」という意識を高めるきっかけにもなったようです。






優勝チーム「エコ・エコビタミン」コメント 
この大会に参加するまでは、まち中にこれほど多くのごみが落ちていることに気づきませんでした。掃除機などの電化製品から、小さなごみまで本当にさまざまなものが捨てられていて、改めて現状を実感しました。
スポGOMI甲子園を通して、少しでも多くのごみを拾い、まちをきれいにすることの大切さを感じました。全国大会でも石川県代表として全力を尽くし、優勝を目指して頑張ります。

<団体概要>

一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
ごみ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらごみを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までごみを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすいまちづくりに貢献します。また、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に寄与することを目的としております。
https://www.spogomi.or.jp/


一般社団法人 海ごみゼロ大作戦 in 石川
海と日本プロジェクト「CHANGE FOR THE BLUE」海ごみゼロを目指す趣旨に賛同して、推進パートナーとしての活動を行っております。
https://www.mro.co.jp/blogs/umigomizero/






■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、        
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/


※「スポGOMI甲子園」は、日本財団の助成事業です。







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