株式会社fabriq
木の香りによるリラックス効果と、森の循環を生む仕組みが評価され「ハートフルデザイン部門」を受賞

「木を使い・山を育て・水を守る」をビジョンに掲げ、木の新しい使いみちを創造する地域共創プロジェクト「QINO(キノ)」を展開する株式会社fabriq(ファブリック、本社:東京都渋谷区、代表:高平晴誉)が企画・開発・販売を行う樹木のフレーバー炭酸水「QINO SODA(キノソーダ)」が、ウッドデザイン賞2025<ハートフルデザイン部門>を受賞しました。同賞は木を活用することで社会課題の解決を目指す優れた活動を評価し、表彰する顕彰制度です。




QINO 公式サイト

受賞商品:木から生まれたフレーバー炭酸水「QINO SODA」

森の中を歩くと、樹々の香りがふわりと漂う。風が枝葉を揺らし、しずくがゆっくりと大地に落ちていく。QINO SODAは、そんな森の香りを味わう新感覚の炭酸水です。

建材に適さず廃棄される間伐杉や、間伐時に下草として処理され放置されがちなクロモジの枝葉を活用し、伏流水で蒸留して新たな価値を生み出しました。原料となる樹木は林業者から買い取り、売上の一部を植林費用に充てることで「使う」と「育てる」を循環させる持続可能な仕組みを実現しています。

QINOの循環の仕組み

この度、木の香りによるリラックス効果を誰もが楽しめる無糖のノンアルコール飲料としての独自性、そして、飲むこと自体が林業者への利益還元と森林の循環につながる仕組みが評価され、木の持つ可能性を多角的に活かした取り組みとして、ハートフルデザイン部門の受賞に至りました。

QINO SODA イメージ

<QINO SODA 商品一覧>
・QINO SODA 黒文字 -白山麓-
・QINO SODA 杉 -富士山麓-
・QINO SODA 御神木杉 -能登・酒垂神社-(限定商品)

2025年11月現在、飲食店やセレクトショップ、ホテル等を中心に、全国72店舗で取り扱われています。
QINO SODAについて
ウッドデザイン賞について
ウッドデザイン賞は、「木を活かして社会課題を解決するモノやコト」を顕彰し、その価値を国内外へ発信するための制度です。建築・空間、製品、活動や仕組み、研究など、木の魅力や価値をデザインの力で再構築する優れた事例を評価・表彰しています。
ウッドデザイン賞公式サイト

QINOの活動について

QINOは、水源林を育む林業者や山麓で暮らす人々とともに循環をつくる地域共創プロジェクトです。「木の使いみちに、驚きを。」というスローガンを掲げ、森林環境へのエールになる製品や体験の開発を行っています。世代や性別を問わずどんな方にもお楽しみいただけるよう、飲料ラインナップの拡充に加え、遊びながら森に親しむ「木育」プロダクトの開発にも取り組んでいます。

この取り組みは、能登の復興支援にもつながっています。2024年3月、QINO SODAの原料生産地のひとつでもある石川県で能登半島地震が発生。被害を受けた酒垂神社の再建プロジェクトに、QINOチームもメンバーの一員として参加しました。翌4月に始まったクラウドファンディングでは、倒木した御神木から生まれた「QINO SODA 御神木杉 -能登・酒垂神社-」をはじめとする返礼品づくりに携わり、約995万円のご支援をいただきました。その後も御神木から生まれたアイテムの第二回製造販売を行い、売上の一部を寄付することで、復興支援を続けています。

QINO SODA 御神木杉 -能登・酒垂神社- イメージ

木の可能性は、形あるものを生み出すことにとどまりません。人と人との間に小さなつながりをつくり出す力があります。
森の恵みを新しい形で届け、人と森の距離を少しずつ近づけていく。QINOは、そんな気づきと出会いに満ちたブランドとして、これからも成長を続けていきます。

公式サイト:https://qino.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/qino_project/



株式会社fabriqについて
所在地:東京都渋谷区恵比寿1-5-1 ボックスハツミ3F
代表:代表取締役 高平晴誉
設立:2011年11月12日
事業内容:クリエイティブ事業
URL:https://fabriq.co.jp/
お問い合わせ
株式会社farbiq
E-mail:contact@fabriq.co.jp

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