バスケットボールBリーグ1部(B1)の富山グラウジーズは9日、横浜国際プールで横浜BCと対戦し、94-107で敗れた。通算成績は5勝10敗で、西地区12位。

 第1クオーター(Q)は、接戦を制した前日に44得点を決めたケルが強いプレッシャーを受け、インサイドを攻めあぐねた。苦し紛れに3点シュートを放つも、6本がリングに嫌われた。第2Qは点差を縮めるためにアウトサイドを狙い、宮本、モータム、ケル、岡田が計7本の3点シュートを沈めた。3点シュートの成功率は前半で52・6%をマーク。一方で失点も重ね、45-61で折り返した。

 個人技頼みだった前半から一転、第3Qはチームでの攻勢を強めた。終盤に相手が外した3点シュートのリバウンドを取り、宇都が速攻で得点。第4Qは、勢いそのままに得意とするターンオーバーからの速攻を決め、2点差まで詰め寄った。だが、敵地での連戦の疲れからか終盤はシュートの精度を欠き、再び引き離された。

 ダビー・ゴメスヘッドコーチは「相手は自分たちより良いプレーをしていた。疲れが出て、リズムが取りづらい状況だった」とコメントした。

 次戦は12日、黒部市総合体育センターで島根と対戦する。