富山県の氷見魚市場で30日、今年最後の競り「止め市」があった。ブリは前日の435本よりも多い702本が水揚げされたが、「ひみ寒ぶり宣言」は出なかった。
競り場にはブリをはじめフクラギ、メジマグロ、サバ、サワラなど、さまざまな魚が並び、年内最後となる競り人や仲買人たちの威勢の良いやりとりが場内に響いていた。
今年のブリは不漁で、10~12月の氷見魚市場に水揚げされた量は80トン前後と、例年の4割にとどまっている。大きくて丸々と脂が乗ったブリを「ひみ寒ぶり」としてブランド認定する「寒ぶり宣言」が年内に出なかったのは2021年度以来、4年ぶり。漁業関係者は年明けに期待する。
新年最初の「初市」は1月4日に行われる。