2025年10月25日(土)ユウタウン総曲輪周辺(富山市)にて開催
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生全19チームが、制限時間の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2025 富山県大会』を10月25日(土)に開催いたしました。
世界的に深刻化する海洋ごみの約8割は、陸(まち)から流出しているとされています。生活者一人ひとりが意識を持ち、行動に移すことが解決への大きな一歩となります。スポGOMI甲子園は、私たちの生活と海洋ごみ問題のつながりに気づくきっかけとなることを目指して開催しております。11月30日(日)に東京で開催するスポGOMI甲子園全国大会は、未来を担う高校生たちが「高校生スポーツごみ拾い日本一!」を決める大会に位置付けられ、各県予選を勝ち進んだチームが出場します。

イベント概要
・日程:2025年10月25日(土)9時00分~11時30分
・開催場所:ユウタウン総曲輪(富山市総曲輪3丁目9-3)
・参加人数:1チーム3名×19チーム=56人(うち、2名チームが1組)
・主催:一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
・運営:一般社団法人とやまミライラボ
・共催:日本財団
・後援:富山県、富山市
優勝は富山高等支援学校の「ゴミパト」!拾ったごみの総量は11.1kg!
全19チームのうち、18チームが初出場となった富山県大会。6チームが参加した富山商業高校女子バレーボール部、5チームが参加した高朋高校野球部が体力では有利かと想像されるなか、各チーム序盤から繁華街に繰り出し、ポイ捨てされているたばこや缶などを収集しました。接戦の様相でしたが、唯一2年連続出場の富山高等支援学校「ゴミパト」チームが、大量の空き瓶が捨てられているスポットを発見し、他のチームを大きく突き放しました。各チーム懸命に追い上げましたが、最後までその差は縮まらず、結果、「ゴミパト」チームは、ごみ総量11.1kg/2,176.5ポイントを獲得し、準優勝チームに800ポイントあまりの差をつけての優勝となりました。オリジナルアイテム賞は、「ごみを捨てないで」というメッセージを記した「リュック型のごみ箱」を持参した富山国際大学付属高校の「じゃがいも星人」チームが受賞しました。「ゴミパト」チームは、11月30日(日)に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。


富山県大会で集められたごみの総量は70.5kg
「愛する富山をきれいにし、心も豊かにするためにごみ拾いを行います。この活動を通して環境への意識を高め、笑顔溢れる街づくりに貢献することを誓います」と、富山商業高校「TOMISHO VOLLEY アンガールズ」の力強い選手宣誓で幕を開けた2025年大会。総勢56名で集めたごみは、2024年の富山県大会を約30kg上回る70.5kgとなりました。富山市の中心市街地に多くのごみが落ちていることを実感した生徒たちは、環境美化への意識を新たにしているようでした。


優勝チーム「ゴミパト」コメント
「大会序盤では優勝できないと思って落ち込んでいましたが、優勝できたので本当にうれしいです。細かいところまで見たり、3人で集中して行動することを心がけたことが優勝に繋がったと思います。全国大会でも優勝できるようにがんばりますので、皆さん応援よろしくお願いします」。
<団体概要>
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
ごみ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらごみを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までごみを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすいまちづくりに貢献します。また、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に寄与することを目的としております。
https://www.spogomi.or.jp/
一般社団法人とやまミライラボ
富山県の豊かな海を未来に残すため、海と人をつなげる活動や子どもを中心とした海洋教育を推進。また、海洋ごみ削減のために富山市と連携した取組みなどを展開。
https://www.bbt.co.jp/toyama-mirailabo/zaimu/

■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/
※「スポGOMI甲子園」は、日本財団の助成事業です。

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