地上100メートルからの眺望と県内人気菓子店のオリジナルスイーツが堪能できる「空中カフェ2025秋」が25日、富山県小矢部市のクロスランドおやべで始まった。多くの人でにぎわい、「おいしい」と笑顔があふれた。
県内の10店が参加し、クロスランドタワーの展望フロアで25、26日、11月1~3日の計5日間開く。それぞれ異なる組み合わせのスイーツ2品とドリンクが楽しめる。今回は会場で各日20個限定で購入できるフルーツ大福もある。
初日は糀(こうじ)ASOBI(砺波市)の「醸しチョコロール」と菓子工房ボヌール(南砺市)の「黒豆きなこプリン」が提供された。
来場者はスイーツや砺波平野の景色を写真に収めたり、ゆっくりと味わったりして和やかなひとときを過ごした。滑川市在住の祖父母と家族5人で訪れた高岡市木津の富嶋千智さん(7)は「チョコが好きだった。景色もきれいでまた来たい」と喜んだ。父の大輔さん(48)は「特別感があり、秋晴れの中で風景を見ながらのんびりできた」と話した。
空中カフェはクロスランドおやべと北日本新聞社が毎年夏と秋に開いている。前売り券はタワーの入場料を含め1400円、当日券は1500円。問い合わせはクロスランドおやべ、電話0766(68)0932。