2025 年 11月 8日(土)、9日(日)の2日間、福井県越前市味真野地区一帯を会場に、イベント『味真野 お寺びらき』を開催。

写真は、昨年開催した第1回の様子。2024年11月16日(土)17日(日)
2025 年 11月 8日(土)、9日(日)の2日間、福井県越前市味真野地区一帯を会場に、イベント『味真野 お寺びらき』を開催いたします。ぜひ事前取材や当日の取材をお願いいたします。
◆どんなイベント︖
地域に数多くある「お寺」をまちの資源ととらえ、宗派に関係なく、子どもから大人までさまざまな人に集ってもらい、気軽に楽しんでいただこうという催しです。一般の住民有志でつくる実行委員会が運営の中心となり、地区内外のいろいろな宗派のお坊さんたちが協力してくれています。
メイン会場では、仏教や日本文化にちなんだ法話やトーク、伝統芸能である越前万歳(国指定重要無形文化財)や落語の披露、お坊さんと対話できるカフェコーナーなど、エンタメ感と「癒やし」があふれるプログラムを多数用意しており、地域の歴史や魅力に触れるまち歩きも開催します。
キッチンカーや屋台なども多数出展し、当日は多くの人出でにぎわう予定です。
◆どんな狙い︖
福井県は、全国に 10 派ある浄土真宗の本山の内 4 つが存在する信仰が根強い地域です。この味真野地区でも、真宗出雲路派の本山・毫攝寺(ごうしょうじ)を中心に豊かな信仰と文化が息づいてきました。しかし、かつて地域コミュニティの中心だったお寺は、現在では檀信徒など特定の人々や、特別な日だけしか訪れない場所になりつつあります。この状況を変え、お寺が持つ「心の安らぎ」や「学び」の価値を見直し、地域の力とするべく「お寺びらき」プロジェクトが発足しました。このイベントは、地域に数多くあるお寺の敷居を低くし、檀信徒ではない一般の人々も気軽に立ち寄れる場所にすることで、地域と人々の新たなつながりを生み出し、まちを活性化させることを目的としています。昨年、試験的に第一回を開き、今年から規模を拡大して数年かけて定着を目指します。
【開催概要】
イベント名称:『味真野 お寺びらき』開催期間 :2025 年 11 月 8 日(土)・9 日(日)10 時から 20 時
開催場所 :真宗出雲路派本山 毫攝寺および周辺寺院(福井県越前市味真野地区)
▼最新情報は公式サイトをチェック▼
公式 Instagram:https://www.instagram.com/otera_biraki/
公式 Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=61567353802767
エンタメ感あふれる、ゆかいなプログラム満載
⽵灯りと花アレンジの幻想空間 ― 『たけ花あかり』幻想的な光と花が織りなすインスタレーション『たけ花あかり』が、お寺びらきを彩ります。
⽵灯りを手がけるのは、地区内に拠点を置く⽵垣職人『⽵之助』⽚岡大輔氏。氏が丁寧に磨き上げた真⽵が、境内に柔らかな光と影を生み出し、 幽玄の世界を演出します。さらに、世界的フラワーアーティスト『KAZU』内藤昭和氏が、ツルや枝、葉を巧みに組み合わせ、和の美を表現。
⼆人の匠が創り上げるコラボレーション作品 『たけ花あかり』は、⽵と花が響き合う幻想的な空間として、訪れる人々の心に静かな感動を灯します。

『たけ花あかり』点灯。写真は、昨年開催した第1回の様子。2024年11月16日(土)17日(日)
心もふっと軽くなるプログラムが盛りだくさん
法話から音楽、アート、体験まで-- お寺で過ごす 2 日間を通じて、「癒やし」と「にぎわい」が交差する⾮日常の時間をお楽しみいただけます。お経とジャズが響き合い、妖怪トークやヒップホップライブが境内で繰り広げられるなど、“お寺の新しい楽しみ方”を体感できるのが『味真野 お寺びらき』の魅力です。
宗派を超えて地域内外からお坊さんたちが集い、ここでしか聞けない法話や貴重な体験が広がります。お寺をまるごと楽しむ特別な 2 日間を、ぜひご体感ください。
地域の複数のお寺でもご開帳や限定御朱印をご用意し、訪れる皆さんを温かくお迎えします。
さらに、毫攝寺の広い境内には人気キッチンカーや屋台、クラフトマルシェが並びます。

白象さん花道
菊で花道を飾ろう。写真はすべて昨年開催の様子

歴史語り
ご門主と歴史活用コーディネイター 後藤ひろみさん

フラワーアレンジ
『KAZU』内藤昭和さんの作品

竹あかり
『⽵之助』⽚岡大輔さんの作品
【プログラム紹介】
◆ 8 日・9 日 両日開催
11:00『ゆる説法』(※9 日 14:00~)
13:00『お坊さんカフェ』~お坊さんに気軽に相談してみよう~
16:00『お寺 de JAZZ』
17:00『たけ花あかり点灯』
終日 『ご本山大解剖』点群アート展示
◆ 8 日(土)限定
14:00『数珠くり体験』(読経・鳴りもの・解説つき)
15:00『ヒップホップ寺 お坊さん 1LOW ライブ』
17:00『妖怪マスターたちの越前若狭 奇談トーク』
妖怪絵師マットマイヤー × 福井の妖怪マスター長野栄俊
19:00『葵亭真月 落語会』
◆ 9 日(日)限定
14:00『味真野てらまち歩き』
15:00『越前万歳(国指定重要無形文化財、日本三大古典万歳)』
17:00『仏教漫画でトーク』
19:00『無限木⿂トリップ』

『味真野お寺びらき 2025 チラシ表』

『味真野お寺びらき 2025 チラシ裏』
実施の背景と想い ― お寺の「癒しの力」を、まちの力へ ―
福井県は、全国でも特に浄土真宗の信仰が根強い地域で、全国に十派ある本山のうち四つがこの地にあります。そのひとつ、真宗出雲路派の本山・毫攝寺(ごうしょうじ)を中心に、味真野地区には多くの寺院が並び古くから豊かな信仰と文化が息づいてきました。かつてお寺は、地域の人々が集い、笑顔があふれる「心のよりどころ」でした。しかし今では、葬儀や法要など“特別な日”にしか訪れない場所になりつつあります。
一方で、近年、お寺や仏教がもつ可能性が、現代社会の中であらためて注目されています。仏像や御朱印を目的とした寺院巡りが広がり、忙しい生活を送る人々にとっては、禅やマインドフルネスが心を整える手段として親しまれるようになりました。さらに、仏教の教えをやさしく紹介する書籍が多く読まれるなど、仏教の考え方が日常に取り入れられる機会も増えています。
こうした背景のもと、お寺は「ふらりと立ち寄れて、学びと安らぎを感じられる場所」として、その社会的な役割と価値が改めて見直されつつあります。
そんななかで私たちは、一般の人がお寺に対して感じる「高い壁」を少しでも低くしたいと考えました。 伝統を大切に守りながらも、現代の人々が自然と足を運びたくなるような、親しみやすいお寺のかたちを提案したい。お寺が再び地域にひらかれ、新しいつながりを生み出す場になることを願って、お寺をひらいて、地域と人をつなぎ、町を一緒に育てていくきっかけにしたいと、このプロジェクトを立ち上げました。
『お寺びらき』は、お寺を中心に人と地域がつながり、笑顔と文化が交わる新しいまちの風景をつくるプロジェクトです。
この取り組みを一度きりのイベントで終わらせず、地域に息づく文化として継承していくために、現在クラウドファンディングにも挑戦中です。10月31日まで▶ https://readyfor.jp/projects/161555
主催:お寺びらき実行委員会
企画・運営:つなぐ株式会社
協賛:浄土真宗出雲路派総本山 毫攝寺、味真野自治振興会 歴史観光部
後援:味真野仏教会、寛 kutsurogi、株式会社 第三編集室
支援:令和 7 年度 アートプロジェクト支援事業助成金
公式 Instagram:https://www.instagram.com/otera_biraki/
公式 Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=61567353802767
問い合わせ先
つなぐ株式会社『お寺びらき実行委員会』本社所在地:福井県越前市五分市町 12-3
代表取締役:池田 あゆ美(手島 あゆ美)
TEL:090-4918-5213
E-mail:ikeda@tsunagu-fukui.com
◆主催者プロフィール
池田 あゆ美(いけだ・あゆみ)/ 福井県武生市(現・越前市)生まれ。短大進学を機に上京。卒業後は映画会社(東映 株式会社)、レコード会社(ソニーミュージックグループ)、出版社(株式会社 講談社)で新規事業開発に携わる。独立後、立ち上げた自然派ワイン専門店は現在 13 年目。2023 年の北陸新幹線延伸を機に福井県に U ターンし、福井県の地域おこしマネージャー就任。同時に、地域と文化、社会に新たな文脈を編み出す「つなぐ株式会社」設立。
▼プレスリリースのPDFは下記からダウンロードできます▼
d171763-4-9dc79930bc8e87b2666edaf0c19633a9.pdf
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