10月11日に獅子舞競演会が富山県の南砺市内で開かれるのを前に、会場となる城端別院善徳寺で、城端地域の獅子頭を集めた展示が始まった。10月18日まで。

 城端地域にある15集落の獅子頭16頭を並べた。明治期から昭和にかけて作られたもので、制作者や塗師によって表現の違いが見て取れる。雄だけでなく雌獅子や親子獅子もある。

 ミニチュアの獅子頭を制作する同市の会社員、本多健志さん(47)が手がけた108頭も展示している。もやしラーメンやカレー、城端むぎや祭などをモチーフにしたユニークな作品が並ぶ。