黒部峡谷鉄道のトロッコ電車を活用した「プレミアムナイトガイドツアー」が13日、宇奈月-猫又駅間で始まり、夕方から夜にかけて乗車した観光客がライトアップされた猫又駅一帯の風景を楽しんだ。

 昨年の能登半島地震の影響で、トロッコ電車は猫又駅を臨時終点として営業運転している。新たな魅力で乗降客を増やそうと黒部・宇奈月温泉観光局と関西電力グループの旅行サービス会社「TRAPOL(トラポル)」が企画した。

 乗客は、同駅でガイド付きの散策を楽しんだり、イルミネーションでライトアップされたホームや展望台を写真に収めたりした。

 ツアーは予約制で、11月末までの実施を予定している。