子どもたちに世界の遊びを体験してもらう「舟橋こども万博2025」が7日、富山県舟橋村の舟橋会館で開かれ、大勢の親子連れが6カ国の伝統スポーツやゲームを通じて交流した。
同村は人口に占める子どもの割合が高い。立山舟橋商工会青年部でつくる実行委員会(釈永美月委員長)が、地元の活性化につなげようと「日本一小さな村から世界に飛び出そう」をテーマに初開催した。
館内には、フィンランド発祥の軽スポーツ「モルック」や米国発祥のパーティースポーツ「コーンホール」、フィリピンの伝統的な遊び「シーパ」、メキシコの伝統的な切り絵「パペルピカド」など世界のスポーツや遊び、文化を体験できる多彩なコーナーを用意。参加者は、なじみのないルールなどに戸惑いながらも楽しい時間を過ごした。
この日は同時開催で、フォトロゲイニングや村非公認のゆるキャラを決める最終審査があった。近くの京坪川河川公園(オレンジパークふなはし)では、住民参加型のイベント「月イチ園むすび」も開かれた。