「八尾をプロデュース」と題し、おわら風の盆のPR活動に取り組む富山県の富山市八尾中学校の3年生125人は29日、9月1日から始まる本番に向けた決起集会を開き、八尾の一員として行事を盛り上げることを誓った。
生徒は販売、案内といった四つの担当分野に分かれ、1、2日の午後2~5時の間に活動する。踊り手のイラストが描かれたクリアファイルを越中八尾観光会館(上新町)など7カ所で販売し、八尾の11カ所を回るスタンプラリーも行う。インスタグラムや同校ホームページでは、おわらの様子を発信する。
この日は、期間中の動きなどを確認。生徒代表の曲本悠真さんは「準備してきたことを発揮し、行事を盛り上げたい」と意気込んだ。
若い感性を生かした町の魅力向上や地元文化の継承につなげようと、総合的な学習の一環で昨年から取り組んでいる。
