黒部川内水面漁業協同組合入善支部の「魚のつかみどり大会」は15日、富山県入善町の墓ノ木自然公園で開かれた。家族連れら約3千人が歓声を上げながら魚を探し、手づかみを楽しんだ。
子どもや里帰りした人たちに古里の自然に触れてもらおうと、お盆に合わせて毎年開催。今年は公園内を流れる川にイワナとヤマメ計約8千匹を放流した。
午前10時に開始の笛が鳴ると、水着姿などの参加者が一斉に川に入った。川は未就学児、小学1~3年、同4~6年、中学、高校・一般の五つのエリアに仕切られ、大人も子どもも魚が隠れる石の間などを手で探り、つかみ取りに夢中になっていた。