障害者アートを紹介する「ボーダレス・アートセッション in とやま」の第2弾が9日、富山県民会館美術館で始まった。既成概念にとらわれない独創的なアートを紹介している。17日まで。
県文化振興財団と県障害者芸術活動支援センター「ばーと◎とやま」(米田昌功代表)が企画。「ART・BRUT EXHIBITION LOVE+PEACE+ART=?」と題して開催した。
「自立サポートJam」(高岡市)や「花椿かがやき」(南砺市)など県内外の三つの福祉施設と、障害者アート支援工房ココペリ(高岡市)の利用者が制作した約700点を展示。好きな言葉を書き連ねた連絡帳や、色鉛筆による無数の点で描いた絵画などに来場者が見入った。
ココペリの代表も務める米田さんは「アートを通して出品者の人間性を知ってもらえたら」と話した。
23~31日は魚津市の新川文化ホールで開く。両会場とも入場無料。北日本新聞社共催。