県は8日、富山市西町のTOYAMAキラリ内にあるファーストバンクキラリホールで、高校生と県内の企業や行政で働く女性との交流会を開いた。
若い女性の県外流出が課題となる中、県内就職を視野に入れてもらおうと企画。県庁や建設業、IT企業などで働く女性社員ら8人と高校1~3年の男女20人が参加した。
高校生は、卒業後の職業や居住地をイメージしてシートに記入し、交流会に臨んだ。「仕事で大変なことは」「休みはどれぐらい取れるのか」などと質問し、社員たちは「何年働いても新しいプロジェクトが始まると大変」「繁忙期以外の時に休みをまとめて取れる」などと答えた。
2年連続で参加した高岡南高校3年の中林華穂さんは「県内企業は堅いイメージがあったけど、福利厚生が整っていて魅力を感じた」と話した。