竹楽器「バリンビン」作りのワークショップ(WS)が2日、富山県射水市の高周波文化ホールであり、県内の小中学生8人が楽しんだ。

 バリンビンはフィリピンの民族楽器で、「ビーンビーン」という独特な音を出す。WSは東京などを拠点に竹楽器によるパフォーマンスを全国で行う「東京楽竹団(らくたけだん)」のメンバーが講師を務めた。団員によるコンサートが同ホールで3日にあり、その関連事業として開いた。

 参加者は、成長が早いことなど竹の特徴を学んだ後、バリンビン作りに取り組んだ。竹にドリルで穴を空けたり、ナイフで切り出したりして完成させた。コンサートで団員と共演することになっており、演奏の練習にも励んだ。コンサートは北日本新聞社共催。