企画展「どうぶつ百景-江戸東京博物館コレクションより」を開催中の富山県水墨美術館で2日、水墨画のワークショップが始まり、家族連れらが墨で動物の形を表現して楽しんだ。3日まで。

 参加者は黒い墨や赤、青、黄などの色の付いた墨をすずりですった。筆で和紙を塗ったり、水玉模様や線を描いたりした。キリンや猫といった動物の形にくり抜いた白い紙を和紙に重ね、絵を完成させた。

 高岡市古府小学校5年の鎌倉枇愛子(ひなこ)さんは「自由に模様を描いたら、いい絵ができた」と喜んでいた。

 3日は午前10~11時半、午後1時半~4時に行う。受け付けは終了時刻の30分前まで。材料がなくなり次第終了する。同展の観覧券か半券が必要。問い合わせは県水墨美術館、電話076(431)3719。

 同展は9月21日まで。同館と北日本新聞社でつくる実行委員会、県など主催。