富山県の氷見市自衛隊家族会は、能登半島地震からの復興を願い8月2日の「ひみまつり」で行われる航空自衛隊アクロバットチーム「ブルーインパルス」の展示飛行で、パイロットたちに感謝の気持ちを伝えようと「ありがとうブルー! 氷見市自衛隊家族会」と書いた横断幕を掲げる。同市島尾の同会事務局、浜下啓雄(けいお)さん宅で製作に励んでいる。
ひみまつりは海岸沿いの比美乃江公園で開かれる。横断幕はパイロットからも見えるようにと横20メートル、縦10メートルの大きさにし、まつり当日は公園に近い「ひみ番屋街」の屋根に張る予定。
会員57人が6月下旬から計画を立て、準備を進めてきた。横断幕はブルーシートを貼り合わせて作った。くっきり見えるよう白のペンキで文字を書き、ほぼ仕上がった。
井畠大(ひろし)会長は「ブルーインパルスが古里の上空を飛ぶ機会はめったにない。せっかく復興のために来てくれるのだから、会員みんなでしっかりお礼の気持ちを伝えたい」と話している。