富山県入善町の特産品「入善ジャンボ西瓜(すいか)」の収穫を間近に控え、同町ジャンボ西瓜生産組合(森下さゆり組合長)は10日、町内8カ所の畑を回って育ち具合を確認した。15日ごろに収穫を始める予定という。
生産者のほかJAみな穂や県新川農林振興センター、町の職員らが参加した。日焼けを防ぐためにかぶせていたわらを外し、岩渕十也営農指導員が物差しを当ててサイズを確認。大きいもので直径29センチ、長さ44センチに成長していた。
今季は実がなり始めたころの気温がやや低く、例年より小さく仕上がる見込みという。森下組合長は「暑さが続く中、甘みを増して届けたい」と話した。同JAは7千個の出荷を見込み、18日から発送作業を始める予定だ。
盗難防止に向け、巡回の参加者のほか入善署や地元の防犯組合などが10日から畑のパトロールを始めた。