神社を巡る御朱印帳のように、全国各鉄道会社発行の「鉄印」を収集する「鉄印帳」が発売から5周年を迎え、あいの風とやま鉄道は10日、富山駅と高岡駅で「5周年記念鉄印帳『輝』」の販売を始めた。

 表紙に記された「鉄印帳」の文字の色が金と銀の2種類のバージョンがあり、どちらも1冊3千円。「鉄道愛」と書かれた「5周年記念鉄印」も付く。富山駅と高岡駅の切符売り場で購入でき、富山駅は各18冊の計36冊、高岡駅は各7冊の計14冊を取り扱う。

 鉄印帳は第三セクター鉄道等協議会との連携事業。地方鉄道を盛り上げ、利用促進を目的に2020年7月、全国40の鉄道会社で販売が始まった。

 担当者は「鉄印帳をきっかけに日本全国を旅してみるのも楽しいかも」とPRした。