富山県射水市新湊地域の二の丸町獅子方若連中は7月3日、大阪・関西万博の「ジャパンデー」で獅子舞演舞を行う。市観光協会は2~6日、市の観光情報を発信するコーナーを設置し、観光客の誘客につなげる。19日の市議会産業建設委員会で佐野泰寛観光まちづくり課長が報告した。

 万博では参加国・地域が日替わりでイベントを披露するナショナルデーが行われ、7月3日は日本が伝統文化や魅力を伝える。射水市の獅子舞演舞や観光情報PRは会場内のEXPOメッセ「WASSE」で実施する。

 二の丸町獅子方若連中は子どもも含めて約40人が参加し、同日午後5~8時に獅子舞を2回程度披露する。副団長で次期団長となる五十嵐友輔さん(26)は「大勢の人に見てもらえる貴重な機会。富山の獅子舞の魅力を伝えるとともに、私たちが10~20代の若者を中心に伝統をつないでいることも紹介したい」と話している。