富山県の氷見市特産の稲積梅の収穫が13日、同市稲積の国道160号沿いで始まり、稲積梅の里振興会(藤井清治会長)の約10人が丁寧に実を摘み取った。作業は10日間ほど続く。

 国道沿いは、両脇約1キロにわたって400本ほどの梅の木が並び「梅ロード」と呼ばれる。同振興会と特産氷見稲積梅生産組合が管理している。

 藤井会長(80)は「例年と比べて収量が安定している。実も大きい」と話した。収穫した実は梅干しや梅酒などに加工し、県内のスーパーなどで販売されるという。