「週末とやま農村Life・灘浦ラボ」が24、25の両日、富山県氷見市内であり、県内外の3人が、海と山に囲まれた氷見で暮らす魅力を味わった。25日は市漁業文化交流センターで魚をさばく体験を楽しんだ。

 移住定住の促進につなげる宿泊・体験イベントで、県の委託を受けたNPO法人グリーンツーリズムとやまが運営した。

 参加者は民宿・小境荘を拠点に市内を巡った。魚さばき体験は小境荘の主人、角間吉郎さん(76)から身を崩さない包丁の入れ方について指導を受けた。サバとアジを三枚におろした他、岸壁で釣りも体験した。

 24日は中山間地の速川地区で観光農園「フローリアひなた」を見学。定住交流センター「ソライロ」で住民との交流会にも出席した。東京都品川区の網啓さん(58)は「全てが新鮮な体験。また来たい」と話した。

 週末とやま農村Lifeは来年2月まで、県内各地で開かれる。