恐竜が迫力満点に動き回るライブショー「DINO-A-LIVE(ディノアライブ)」が3日、富山県の氷見市芸術文化館で始まる。2日、同館で最終リハーサル(ゲネプロ)が行われた。

 恐竜をリアルに再現したメカニカルスーツを使ったショーで、全長8メートルのティラノサウルスなどが生きているかのように歩き迫る。東京国立博物館などで開催され、人気を集めている。

 県内初公演で「超恐竜体験in氷見 ワンダーフォレストアドベンチャー」と題した新プログラムを上演。ガイドと共に夜の森を探索すると、ティラノサウルス、トリケラトプスなど5頭の恐竜が次々と姿を現すストーリーになっている。

 1階フロアは座席を取り外し、恐竜が動き回るステージを囲むように人工芝の観覧席を配置。迫る恐竜を間近で楽しめる。2階席は恐竜と同じ目線で夜の森と化した会場を見渡せる。

 市芸術文化館の河出洋一館長は「想像を超えるリアルさは感動の未体験ゾーンにいざなってくれる。ジュラ紀の森に迷いこんだような世界観に浸ってほしい」と来場を呼びかける。

 3~6日に1日4公演行い、当日券もある。JR氷見駅から会場まで無料シャトルバスが運行する。

 「ディノアライブ超恐竜体験in氷見」は氷見市文化振興財団、同市、北日本新聞社など主催。