「となみチューリップフェア」が開かれている富山県の砺波チューリップ公園で25日、砺波市と台湾との交流セレモニーが行われた。夏野修市長や台湾の関係者が147個の風車を使い、チューリップデコレーションを作った。フェア最終日の5月5日まで展示される。
フェアを主催する市花と緑と文化の財団が企画した。公園北門のリラックスコートに、台湾側は大阪台湾同郷会や日本関西台商協会などの会員ら59人、砺波側は市長や庄下保育所園児が集まった。
夏野市長、洪英傑台北駐大阪経済文化弁事処長のあいさつに続き、参加者は花の形にくりぬかれた縦横2メートルのボードの裏側に風車を挿し、ピンクや赤、黄色のデコレーション3枚を仕上げた。同協会の中西美姫会長(62)は「きれい。友好の証し」と話した。
市は2014年から台湾からの誘客に取り組んでいるほか、チューリップを通じた交流を進めている。