22日開幕の「となみチューリップフェア」を盛り上げようと、富山県砺波市苗加のますずし専門店「平ら寿し本舗」は同市新富町の洋菓子店「シャトレ」とコラボし、ますずしに洋菓子やフルーツ、野菜を組み合わせたデザート感覚の商品「ラーレ」を考案した。5月5日までのフェア期間中、会場の砺波チューリップ公園内の特産館で数量限定で販売する。
1口サイズのますずしにトマトやクリームチーズを載せた野菜中心のバージョンと、イチゴやみかんなどを組み合わせたフルーツバージョンの2種類。いずれも県産米粉で作ったチューリップ形クッキーを添えた。クッキーには砂糖と一緒に庄川ゆずのピューレかショウガのシロップが塗ってある。商品名はトルコ語でチューリップを意味し、「フェアに食べに来『ラーレ』」の言葉をかけた。
同本舗の酒井亨人工場長(49)とシャトレのシェフ、中道泰輔さん(48)が2月から試行錯誤し、新感覚の味の組み合わせに仕上げた。中道さんは「ドキドキわくわくしながら目でも楽しみ、味わってほしい」、同本舗の高桑崇営業部長(53)は「砺波やフェアを盛り上げたい」と話した。