7千人以上の候補者が集まったオーディション「No No Girls(略称・ノノガ)」を勝ち抜いた7人で結成した「HANA」が4月にメジャーデビューし、「ROSE(ローズ)」をリリースした。

 募集開始から約1年間に渡ったオーディションで、時にはつまずき、ひた向きに努力を重ねる中でメンバーは強い絆で結ばれた。

 2回続きのインタビュー(下)では個性豊かなメンバーの人間性に迫る。

 ▽太陽

 ―メンバーの個性をそれぞれが紹介し合う「他己紹介」をお願いします。オーディションで最初に出会ってからずっと絆を強めてきたと思います。最初の印象と、深く知ることになってから分かった人柄や意外な一面があったらそれも教えてください。

 ―まずはKOHARUさんについてお願いします。

 MAHINA KOHARUは審査の途中から宿舎もずっと一緒で結構隣にいてくれた存在でした。最初はものすごくリーダーシップがあって、みんなをまとめるのがすごく上手な子なんだなって。めちゃくちゃ明るくて元気でみんなを引っ張っていくっていう印象だったんですけど。彼女自身も心が傷つく場面もあるし、挫折することもあるし、オーディション中、合宿期間中とかに、そうした様子を目の当たりにして、あっKOHARUも落ち込むんだ! って思いました。ここまではい上がれたのはKOHARUのおかげだと思っているので、本当に感謝しています。

 YURI 第一印象はダンスうま~って思いました。時間がたっていくにつれてダンスも、歌もぐわーってうまくなって。そのストイックさを間近で見ていたからこそ私の第一印象は間違っていなかったんだなと。あのストイックさがあったから、今のKOHARUがいるんだと改めて思います。

残り3914文字(全文:4799文字)