魚津水族館(富山県魚津市三ケ)は休館日の10日、改修工事を終えた人気スポット「富山湾大水槽」にブリやカンパチ、マダイの計70匹を運び入れた。
富山湾を代表する大型魚など約130匹を展示する富山湾大水槽は水中トンネルに水漏れが見つかり、2月3日から臨時休館して修繕した。
今月1日に営業を再開し、順次魚を増やしてきた。この日はいずれも養殖魚で体長約60センチのブリ60匹(大分産)とカンパチ5匹(高知産)、体長約40センチのマダイ5匹(三重産)を搬入した。
職員9人が作業し、トラックの水槽から筒状のたもに1匹ずつ入れて、1階から3階のバックヤードまで階段を駆け上がり魚を大水槽に移した。
作業に当たった飼育員の吉岡映美さんは「これで大水槽はほぼ元の姿に戻った。富山湾の王者であるブリの姿を見て楽しんでほしい」と話した。