大阪・関西万博に富山県南砺市と石川県小松市が共同出展する作品「山門 森羅万象」の展示が8日、南砺市福野文化創造センターで始まった。9日まで。
井波彫刻(南砺市)と九谷焼(小松市)の職人の技を結集した作品で、高さは台座を含めて2・5メートル、幅3メートル。
九谷焼の陶板32枚を門柱の四方に貼り付け、上部に木彫りの竜を門柱に絡むようにあしらった。
式典で、田中幹夫南砺市長が「南砺と小松がコラボレーションして新しい世界をつくることができた。多くの人に見に来てほしい」とあいさつした。
共同作品は、7月28~31日の「LOCAL JAPAN(ローカルジャパン)展」で展示される。