スポーツマネジメントを学ぶ富山商業高校の3年生約40人が9日、富山駅南北自由通路で、バスケットボール男子Bリーグ2部の富山グラウジーズなどと協力したイベント「富山エキナカFestival」を開き、来場者が試合のパブリックビューイング(PV)やシュートゲームなど多彩な催しを楽しんだ。
課題研究の一環で、富山グラウジーズの試合観戦に行ったことがない人に魅力を伝え、応援に行くきっかけをつくろうと、初めて企画した。
PVには、かつて富山に在籍した城宝匡史さんと、昨年の全国高校バスケットボール選手権で優勝した福岡大大濠高3年の高田将吾さん(富山市奥田中出)がゲスト参加。会場に約250席が設けられ、大勢の人が足を止めて声援を送った。ハーフタイムのインタビューで高田さんは「将来はBリーガーになって富山でプレーしたい」と話した。
成功すると観戦チケットが当たる「シュートチャレンジ」や得点予想ゲームなども行われた。イベントの責任者を務めた新井丈弐偉(じょにい)さんは「駅で開催することで多くの人に来てもらえた」と喜び、河瀬絵美さんは「富山をスポーツでもっと盛り上げたい」と話した。