連日の大雪によって、県内は除雪作業中の人的被害が相次いでいる。高岡市が6日発表した被害まとめによると、4日に50代男性が転んで右腕を骨折。5日には80代女性が転倒、70代男性は用水へ転落し、いずれも腰の骨を折った。

 5日に小矢部市戸久の用水の暗渠(あんきょ)部分で遺体で見つかった同市の80歳の無職女性は、除雪作業中に誤って用水に転落した可能性があり、小矢部署が死因などを調べている。小矢部消防署によると、現場から離れた位置に除雪用のスコップがあった。