5日の県内は、大雪のため交通ダイヤに影響が出ている。JR西日本列車運行情報によると、午前6時20分ごろから城端線の複数の踏切で車が立ち往生し、踏切の確認をした。JR西日本金沢支社の発表によると、始発から午後6時ごろまで砺波-城端駅間で30本の運転を取りやめ、約680人に影響が出た。
氷見線は午後6時台の列車2本が運休し、約60人に影響が出た。
高山線は越中八尾-猪谷駅間で普通列車21本、特急ひだ8本を運休し、約820人に影響した。
同支社は、北陸新幹線で下りのはくたか715号(午後5時4分東京発)、上りのはくたか712号(午後3時17分敦賀発)の臨時列車2本を運転した。
あいの風とやま鉄道は午後6時15分現在、38本の列車に最大68分の遅れが出たと発表した。15本が運休したほか、午前5時台から午後11時台までの計18本が運休。最終列車は富山駅午後7時15分発泊駅行き、泊駅午後7時5分発金沢駅行き。約1万人に影響が出たとみられる。
富山地鉄は5日午後4時以降と6日の終日、本線(電鉄黒部ー宇奈月温泉)と立山線(岩峅寺ー立山)で区間運休する。5日の最終列車は本線、立山線、不二越・上滝線でそれぞれ上り・下りとも繰り上げた。市内電車は5日、環状線が運転を見合わせたほか、富山港線城川原-岩瀬浜間で除雪のため一時運転を見合わせた。6日も環状線は運休する予定。
射水市と高岡市を結ぶ万葉線も本数を減らして運行した。
県警高速隊や中日本高速道路のホームぺージによると、東海北陸自動車道の福光インターチェンジ(IC)-白川郷IC間の上下線が事故のため午前10時ごろから午後5時ごろまで通行止めとなった。
富山空港の空の便は全日空東京行きの始発が欠航。全日空のホームぺージによると、東京行きの最終便、東京発の午後5時40分発と午後8時35分発の便も欠航する。
富山地鉄の高速バスは名古屋線計4便、大阪、新潟行きの運休を発表。6日の大阪方面行きも運休する。加越能バスも5日、名古屋線を全便運休とする。【5日午後9時更新】