富山県黒部市荻生小学校の2000年度の在籍児童が30日、同校でタイムカプセルを開封した。旧友との再会を楽しみ、将来の自分に宛てた手紙などを受け取った。
タイムカプセルは00年とやま国体開催や同校のランチルーム開設などを記念して当時の全校児童が手紙などを入れ、音楽準備室の戸棚で保管していた。新型コロナ感染拡大の影響で20年としていた開封予定を延期し、今年に実施した。
この日は当時の児童68人や教職員、PTA役員らが参加。学年ごとに分かれ、20年後の自分への手紙を読んだり、写真を眺めたりして学校生活を懐かしんだ。
当時6年生だった中林彩希さん(36)は「成人式ぶりにみんなと会えた。感慨深いし、うれしい」と話した。