魚津工業高校の「デジタルものづくり教室」が19日、富山県魚津市の経田小学校で開かれ、同校の5年生16人が日めくりカレンダーを製作した。

 児童は、はがきサイズの再生紙に水性ペンでさまざまなものを描いた。化学の分離方法を使ってインクの部分をにじませ、模様を浮かび上がらせた。パソコンに日付となる数字を入力し、「レーザ加工機」を使って数字を刻んだ。

 出来上がったものをクラス全員で束ね、カラフルな日めくりカレンダーを仕上げた。

 魚津工業高の部活動、環境科学部の9人が講師を務めた。

 異校種間交流による学びの場を創出し、ものづくり人材の育成を図ろうと市の補助金を活用して初めて実施した。