氷見市芸術文化館で開かれていた「わけあって絶滅しました。展」は21日に閉幕した。7月13日の開幕から40日間の会期の入場者は4万2907人になり、2022年秋の開館以降、同館のイベントの中で最高の動員を記録した。

 最終入場者になった同市稲積の自営業、鏡内莉奈さん(26)と長女の瑠那さん(8)に、市文化振興財団の河出洋一総合プロデューサーから、動くトリケラトプスのフィギュアが贈られた。鏡内さんは仕事が忙しくて最終日にようやく来られたと言い「入場者が氷見市の人口を超えていて、びっくりした」と話した。

 同展は北日本新聞創刊140周年記念事業。氷見市文化振興財団、市、市教育委員会、富山テレビ放送、北日本新聞社主催。