異業種が連携し、廃材に新たな付加価値を持たせて再生するアップサイクルのプロジェクト「BACCAIng(ばっかいんぐ)」の2025年度最後の視察と会議が29日、富山県の高岡市内で行われた。参加者が金属板の廃材の説明を受け、利活用の可能性を探った。

 建築家やデザイナー、有識者、県職員ら約30人が参加した。機械部品板金のケーズメタル(高岡市ICパーク)の工場を見学し、金属の打ち抜き加工や切断によって年間20~30トンの廃材が発生することを学んだ。

 視察後に県総合デザインセンターで開かれた会議では、参加者から廃材を生かして表札や園芸用の壁を製品化するアイデアが出た。県内の伝統産業とのコラボを求める意見もあった。

 プロジェクトは、県と県新世紀産業機構が循環経済の推進を目指して24年度に開始し、25年度は計3回開いた。