能登半島地震から丸2年となった1日、富山市のボランティア団体「ふっこうのおと」が、復興支援イベントを富山駅南北自由通路で開いた。地震発生時刻の午後4時10分には黙とうし、犠牲者の冥福を祈った。

 帰省客など駅利用者でにぎわう元日に、被災地のことを知ってほしいと今年初めて開催し、メンバー8人が参加した。会場では魚しょうの「いしる」や塩、ブルーベリージャムなど能登の名産品9品目を販売し、午後3時ごろには完売。「被災地はどんな状況ですか」などと尋ねる買い物客もいた。

 また能登町や珠洲市の観光ポスターの掲示や、パンフレットの配布などで能登の復興をアピールした。売上金は、今後の復興支援に充てる。

 午後4時過ぎからは、追悼セレモニーを開催。メンバーの一人が、「皆さんの支援は元気になる“人薬”となっています」などと書かれた被災者からの手紙を朗読した後、1分間の黙とうをささげた。

 地震発生直後からこれまで40回以上も被災地で炊き出しなどのボランティアを続けてきた同団体の小林仁代表(55)は「今後も仮設住宅に足を運んで、できるだけ被災者の災害関連死を少なくできるような活動を続けていきたい」と話した。