前田 寛 氏。今年挑戦したいこと 会社のブランド力強化 
暮らし守る電気工事の魅力発信

昨年、社名を上庄電気工事からKAMISHOに変更した。 

1972年の創業以来、電柱の新設や配電線工事を通し、街のライフラインを守ってきた。2022年の50周年を機に、上庄の「K」をモチーフにしたロゴマークを作り、ユニフォームや社用車に「KAMISHO」の表記を使用するようになった。取引先の間で浸透してきたことから、昨年8月に社名変更した。 

狙いは。 

企業ブランディングの重要性を感じている。電気工事業に対し「難しい」とか「厳しい」という印象を持つ人がいるが、実際はそうでもない。社名を英字表記にすることで、堅いイメージを払拭し、若手の求人に結び付けたいという思いがある。採用活動では未経験でも参入できることを強くアピールしている。 

社員の技術力向上と多能工化に取り組んでいる。 

定期的な研修を実施するほか、現場ニーズに合った人材育成策を考えたり、資格取得をサポートしたりして社員全体のレベルアップを図っている。昨年は一人で複数の業務や工程がこなせるようジョブローテーションを試みた。結果、時短や効率化につながった。一方、ベテランから若手への技術継承も継続的に取り組んでいる。 

職場改革も進めている。 

メリハリのある働き方を推進している。3年前から猛暑期の水曜午後を半休にし、社員の体力温存と生産性向上を図っている。社員と同じ目線で、コミュニケーションを図りながら、働きやすく、やりがいの持てる職場を作っていきたい。 

今年はどんな1年にしたいか。 

電気は必要不可欠なもの。将来どれだけAIが進展したとしても、技術者の手仕事による電気工事がなくなることはない。当社の技術が人々の暮らしを支えているという使命を再認識し、業界の魅力発信に取り組んでいきたい。

社名変更に伴い、作業服も刷新した
 

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