山岡 弘之 氏。大切にしたいこと 健康管理。家族と過ごす時間を大事にしたい。
震災被害の鳥居 130件復旧

能登半島地震から2年。復旧作業の状況は。 

一昨年は個人のお客さまの墓石修復が主だったが、昨年は神社の鳥居やモニュメントなど大型建造物の修復が多かった。近隣では高岡市の大坪神明社の鳥居、二上山にある佛石寺の「仏舎利塔」などがあった。複雑な施工もあったが経験豊かな職人たちのおかげで鳥居だけでも130件の復旧を完工できた。厳しい納期にも対応し、尽力してくれた社員には感謝している。

墓石のリサイクルセンターが稼働した。 

墓石に使う石は非常に硬く、破砕設備に大きな負担がかかることから改修を敬遠する業者が多い。そこで敷地内にリサイクルセンターを建設し、自社で処理することにした。2024年末に完成し、昨年から本格的稼働させている。墓石は専用機で破砕し、砂利にした後、基礎工事などに再利用している。 

墓じまいをする人が増えている。 

昨年の墓じまいの件数は、全国で17万6千件。10年前の2倍以上になっている。少子化の影響で墓を管理する親族がいなくなっているためだ。墓じまいには処分するというイメージがあるかもしれないが、供養しやすくするための引越しと捉えてほしい。例えば都会在住の方は、墓を撤去して、遺骨を集合住宅型のモニュメント葬に移すなどの方法がある。また合同墓は月々の管理費がかからないのも魅力だ。作業は親族が立ち会わなくても、当社が責任を持って行っている。 

今年はどんな1年に。 

社内改革を進めていく。昨年は職人のジョブローテーションを行い、多能工化を図った。成果が表れてきたので、今年も進めていく。工場では自動機を導入し、アナログとデジタルを融合させながら生産性の向上を図っていく。今年はさらにコミュニケーションの円滑化を目指し、社員の親睦を深める機会を積極的に作っていきたいと考えている。

数多くの鳥居の修復・製造に対応した
 

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