北日本新聞社は、1月1日の発表で北日本文学賞が60回を迎えるのを記念し、選者の宮本輝さんと作家の藤岡陽子さん(第40回北日本文学賞選奨)による公開対談を、1月24日(土)午後2時から、富山市の北日本新聞ホールで開きます。入場無料(整理券が必要)。オンライン聴講も可能です。
北日本文学賞60回の節目を記念した公開対談は、35年にわたって選者を務める作家の宮本輝さんと、現役の看護師でありつつ作家として活躍する藤岡陽子さんが登壇します。
宮本さんは、富山市を舞台にした「螢川(ほたるがわ)」で芥川賞を受賞。「流転の海」「優駿」など数々の名作を世に送り出してきました。約半世紀にわたる旺盛な作家活動が評価され、このほど第73回菊池寛賞を受賞。北日本文学賞では、2代目選者の故井上靖さんの後を受け、1991年から選考を担っています。
藤岡さんは元スポーツ紙記者で、アフリカ留学を経て看護師になった異色の経歴の持ち主です。2006年に「結い言」で北日本文学賞選奨を受賞し、09年にデビュー。24年「リラの花咲くけものみち」で第45回吉川英治文学新人賞を受賞するなど注目を集めている作家です。
対談では、北日本文学賞に対する思いや、文学の魅力、創作の喜びなどをテーマに語り合います。
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会場参加は定員250人で、応募多数の場合は抽選。往復はがきかwebunプラスの応募フォームで受け付けます。
往復はがきは会場参加のみ受け付けます。往信面の裏に住所、氏名、年齢、電話番号、返信面の表に当選通知の送り先を記入してください。宛先は郵便番号930-0094、富山市安住町2の14、北日本新聞社生活文化部「第60回北日本文学賞公開対談」係まで。
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締め切りは来年1月9日(金)必着。問い合わせは北日本新聞社生活文化部、電話076(445)3449(12月27日から1月4日までを除く平日午前9時~午後5時)。