株式会社J-WAVE i
~リアルタイム情報収集と自動通知機能で、住民と熊の共存に向けた新たなアプローチを提案~

FMラジオ局J-WAVEのIT関連会社であり、自治体アプリを通じて地方自治体のデジタル田園都市構想やDX、防災対策を住民コミュニケーションの面で支援するソリューションを手がける株式会社J-WAVE i(代表取締役社長:小向国靖)は、自治体向けコミュニケーションサービス「Groupair Plus」による熊出没対策を提案します。リアルタイム情報収集と自動通知機能を活用し、住民の安全確保と熊との共存を支援する新しいソフト対策です。

1. Groupair Plusが提供する熊対策の優位性




(1)地域情報の適切な集約と配信
Groupair Plusは、自治体内の自治組織や住民、専門家、自治会長などの多様な主体からの情報を収集し、市町村役場を通じて適切な地域への情報提供を可能にします。

(2)多様な情報形式への対応
情報収集および配信において、音声とテキストの両方に対応しています。

(3)位置情報との組み合わせによる即時性のある通知
住民の現在地に関する位置情報との組み合わせが可能であり、これにより、以下のような具体的なソフト対策のアプローチが可能です。

2. 熊の活動への備え




Groupair Plusは、ゾーニング計画による熊と人間の共存に関する仕掛けや補助金の助成といったハード対策と並行し、住民の注意喚起や個人でできる対策(田畑や家の周辺の放置果樹や生ごみ等の管理)の呼びかけ など、多角的な情報施策を支援します。

3. Groupair Plusを活用した具体的な熊対策

当社の既存の仕組みを活用しながら、くまと人間の共存に向けた解決課題に対して多様なアプローチが可能です。

【基本機能の活用】
市町村役場での情報集約
市町村内の住民などからリアルタイムの熊出没情報を収集し、役場からの情報配信に活かすことができます。

地域内での情報交換
自治会内での掲示板機能を活用し、コメント欄で地域内の情報交換を行うことができます。これにより、「近所にいました!」といった具体的な熊の目撃情報スレッドを地域内で共有可能です。

既存の成功事例に倣う
長野県箕輪町では、ハード・ソフト対策を組み合わせて熊対策を実施しており、ソフト対策としてアプリを活用した「ツキノワグマの目撃情報」の即時性のある住民への通知が進められています。Groupair Plusは、このような即時性のある情報連携を強化します。

【応用的な活用の可能性】
熊出没確認エリアでの自動通知
一定期間以内にクマが出没したエリアに住民が入ると、自動的に通知が入る仕様をご提供可能です。これにより、住民の安全確保を強化します。

ドローン連携による把握と通知
ドローンにより熊の出没地を把握し、その情報に基づいて住民通知を行う連携も可能です。

4. まとめ

Groupair Plusは、きめ細かく、迅速かつ適切な地域情報配信を可能にすることで、
熊対策におけるソフト対策の質を飛躍的に向上させ、人と熊の共存という解決課題に対する多様なアプローチを可能にします。

5.自治体向け音声コミュニケーション支援サービス「Groupair +」について

「Groupair +」は、2015年よりJ-WAVE iが自治体向けに提供を行う、防災対策と地域コミュニケーションの活性化を実現させるための音声コミュニケーションサービスです。

平時には町や地域のイベントなどのお知らせを音声やテキスト、画像でお知らせするとともに、緊急時の災害情報発信時等は、受信した音声情報が防災行政無線の戸別受信機のようにスマホから自動で流れ出す「自動再生機能」を活用することで、スマートフォンの操作に不慣れな高齢者にも音声情報を届けることができます。

 合わせて、行政区長等の地域階層構造の各管理者に情報発信を与える仕組みや地域で活動する希望団体に情報発信権限を与える「公式グループ」の仕組み、さらに住民自らが自主防災組織等を作ってコミュニケーションを行う仕組みなど、地域コミュニケーションを活性化させる仕組みも豊富に有しています。
 住民所有のスマートフォンや携帯電話、PCを活用するため特別な機器等の購入負担が自治体側になく、比較的安価に導入できます。また、自治体毎のカスタマイズにも柔軟に対応が可能です。2015年に導入していただいた熊本県山鹿市では「やまがメイト」の名称で自治体オリジナルアプリとして住民への利用定着が進んでいます。

自治体の情報配信の課題を「声のメッセージ」で解決(月刊事業構想 2015年11月号)
https://www.projectdesign.jp/201511/disasterprevention-and-localcommunity/002540.php

スマホアプリで自治体-住民間音声コミュニケーション、J-WAVE iが山鹿市と共同展開(2015.11.25)
https://xtech.nikkei.com/it/atcl/news/15/112503844/

 株式会社J-WAVE i では今後「Groupair +」をより多くの自治体にご活用いただけるように普及促進してまいります。

■長野県上田市真田地域「キクもん」
URL: https://ueda.mate.ne.jp/

■和歌山県有田郡湯浅町「ゆあさポート」
URL: https://yuasa.mate.ne.jp/

■長野県佐久市「さくステ」
URL: https://saku.mate.ne.jp/

■長野県上伊那郡箕輪町「みのわメイト」
URL: https://minowa.mate.ne.jp/

■千葉県勝浦市「かつうらメイト」
URL:https://katsuura-mate.jp/

■熊本県山鹿市「やまがメイト」
URL: https://yamaga-mate.jp/

■地域コミュニケーション・防災アプリ 「Groupair+」
公式サイト:https://www.j-wavei.jp/gp/
お問い合わせ:https://www.j-wavei.jp/gp/form/
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