ソーシャルアクションネットワーク
2025年11月3日(月・祝) 【場所】岩崎ノ鼻灯台

岩崎ノ鼻灯台利活用プロジェクト実行委員会は、11月3日(月・祝)に岩崎ノ鼻灯台を見て学んで体感する「癒し」ウォーキング&温泉ツアーを開催いたしました。このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、日本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の助成を受けて実施したものです。



イベント概要 


<開催概要>
「癒し」をテーマに岩崎ノ鼻灯台の魅力を五感を使ってまるっと楽しめる“癒し”の日帰り旅を初開催しました。東南アジアを中心に使用されている3輪タクシー「トゥクトゥク」で磯の香りを嗅ぎながら、灯台の歴史を聞き、灯台の登頂から富山の魅力が詰まった絶景を見て、ヨガで自然のパワーに触れ、本イベントのために作られた特製弁当を食べる…。伏木と岩崎ノ鼻灯台の魅力を満喫できるコンテンツをまとめました。

伏木の歴史を学び、非日常の乗り物で灯台へ…!

11月3日(月・祝)の朝はあいにくの天気だったため、ガイドを受けながら岩崎ノ鼻灯台までのウォーキングを伏木コミュニティセンターでの座学に振り替えました。講師の野口安嗣さんは地元の伏木高校で日本史を教えていた経験があり、伏木の歴史と文化をテーマに分かりやすく解説いただきました。
座学を終えると晴れ間が差し、天気は回復傾向に。高岡市のイベント会社SK企画が有料レンタルをしている三輪タクシー「トゥクトゥク」に乗車し、岩崎ノ鼻灯台まで向かいました。
参加者は白い波や潮風を感じながら、灯台に向かう移動時間も非日常の体験として楽しんでいました。



灯台に登頂! 博物館のような展示に参加者は驚き 

灯台に到着すると伏木海上保安部星野次長が伏木港の灯器の変遷と灯台の歴史について解説していただきました。普段見ることができない岩崎ノ鼻灯台の貴重な資料に参加者は興味津々。南砺市から来た中学生の参加者は「最初は小さな明かりだったことを知った。他のことも知りたくなった」と学びの時間となりました。そして、43段の階段をのぼり…灯台の最上部へ。岩崎ノ鼻灯台は毎年1回、桜の咲く春の時期だけ一般開放されることもあって参加者は灯台から見える晩秋の風景を楽しんでいました。



岩崎ノ鼻灯台を「癒しの灯台」に

その後参加者は伏木コミュニティセンターで奥に見える灯台を見ながら、ヨガを実施。身体をほぐすストレッチや窓に映る緑を眺めながら瞑想を行い、リラックスする時間を過ごしました。
また、本イベントのために特別に作られた岩崎ノ鼻灯台特製弁当を配布。岩崎ノ鼻灯台は「桜の灯台」として知られているため、桜のピンクをイメージした具材や富山の海の幸が詰まった内容でした。
最後に灯台近くの温泉「越の庭」で入浴。伏木のまちを回遊した1日となりました。



岩崎ノ鼻灯台とは

岩崎ノ鼻灯台は明治期に藤井能三が伏木港の発展を願い建設した伏木灯台に始まり戦後の昭和26年に鉄筋コンクリート造で完成しました。港の復興と船舶の安全を守る役割を果たし、地域の人々にとって町の誇りであり続けています。富山湾や立山連峰を望む桜の名所として知られています。



<団体概要>
団体名称:岩崎ノ鼻灯台利活用プロジェクト実行委員会
活動内容:岩崎ノ鼻灯台の利活用を通じた観光振興および地域振興に資する取り組みを実施する












海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、日本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」。その取り組みのひとつである「新たな灯台利活用モデル事業」は、持続可能な灯台利活用事業の開発を実施する団体に対して資金面および企画運営の助言等のサポートを行う事業です。灯台を訪れる人を増やし、海や周辺地域への興味関心を高めることを目的とした単体または複数の灯台を活用する事業企画を対象とします。
海と日本プロジェクト公式サイト https://uminohi.jp/
海と灯台プロジェクト公式サイト https://toudai.uminohi.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ