トヨタ自動車のラリー競技会「トヨタ・ガズー・レーシング ラリーチャレンジ2025in高岡万葉」が12日、富山県高岡市で開かれた。全国から集まった88台が市内のコースを走り、モーターファンを楽しませた。

 ラリーは公道や未舗装路、林道などを自動車で走るモータースポーツ。高岡大仏前の坂下町通りで行われたセレモニアルスタートでは、出町譲市長が「高岡をラリーの聖地にしたい」とあいさつした。観衆が小旗を振って見送る中、ラリーカーが1台ずつ出発した。

 出場者は山川地区と二上山、日本総合リサイクル(伏木1丁目)に設けられた3コースを2回ずつ走り、タイムを競った。日本総合リサイクルでは関連イベント「トヨタ・ガズー・レーシング・パーク」が開かれ、車両の展示や試乗体験があった。

 ラリーチャレンジは入門者向けの大会として3~11月に全国12カ所で開かれており、高岡万葉大会は11戦目。高岡市での開催は今回で12回目となる。