富山県警が県鳥のライチョウをモチーフにした広報キャラクターをつくり、8日、県警本部でお披露目した。考案した射水市内の小学6年生、松山莉佳さん(12)に感謝状を贈った。
双子のきょうだいをイメージしたキャラクターで、「らーちゃん」「らいくん」と名付けた。警察官の制服で敬礼のポーズを取り、親しみやすいデザインにした。
松山さんは2月、県警が公式の交流サイト(SNS)で配信している動画に登場する交通安全のイラストを作成しており、その縁で依頼を受けた。
高木正人県警本部長が感謝状を手渡し、「キャラクターを通じて警察活動を身近に感じてもらえればうれしい」と話した。松山さんは「本物のライチョウみたいにふわふわ感をデザインした」と笑顔を見せた。
県警はキャラクターが描かれた反射材付きのキーホルダーを作成。今後はポスターやチラシなどにも登場させるという。