県消防学校初任科67期生の卒業式が25日、富山市惣在寺の同校で開かれ、半年間にわたって消防技術の基礎を身に付けてきた18~22歳の40人が決意を胸に新たな一歩を踏み出した。
浅岡幸信校長が卒業証書を手渡し、「学校で学んだことを基礎として初心を忘れず、職責を果たしてほしい」と訓示した。成績優秀者には「優良賞」「努力賞」の表彰状を贈った。
総代の橋立剛さん=富山市消防局=が「仲間の大切さを実感し、どんな困難でも乗り越えられる自信を得た。悔いのない消防人生を突き進む」と答辞を述べた。
10月1日から県内の消防局・消防本部で勤務する。