シンボルの真っ赤な大観覧車の下、赤い服装の家族連れらが集合-。ミラージュランド(富山県魚津市三ケ)で20日、園内を赤色で彩るイベント「REDフェスタ」がスタートした。遊園地の新しい楽しみ方を提案する同園のコンテストの最優秀アイデアを実現した企画で、来園者が「赤」をテーマにした遊びを満喫した。21日まで。
市のパートナーシップ企業「NAPs(ナップス)」が主催。コンテストは既存の遊具や施設を活用した楽しみ方を募集し、応募133件の中から野澤侑夏さん(新潟大3年、富山市出身)を最優秀賞に選んだ。企画案は、昨春にゴンドラを赤色に塗り替えた大観覧車にちなみ、赤の服装で来園してもらうもの。野澤さんは7月から、NAPsと準備を進めてきた。
本番では、来園者が赤い服の着用で無料になった大観覧車を楽しみ、謎解きゲームやアート企画にも参加した。魚津消防署のはしご車体験のほか、赤をチームカラーとした富山グラウジーズのブース出展もあった。
野澤さんは「想像以上のにぎわいでうれしかった。2日目も盛り上げ、市内外からたくさん足を運んでもらえる遊園地になればいい」と話した。
最終日は午後1時半から、大観覧車と来園者の記念写真を撮影する。