運行開始10周年を迎える観光列車「べるもんた」(正式名称・ベル・モンターニュ・エ・メール)に乗り、富山県のとなみ野の魅力を再発見するツアーが13日行われ、33人が列車の旅やさまざまな体験を楽しんだ。
砺波市観光協会が公共交通の活用や、となみ野エリアへの誘客を目的に毎年開催している。
参加者は高岡駅から城端駅までべるもんたで移動し、車窓からのどかな田園風景を眺めた。城端駅からバスに乗り換え、南砺市立野原西のワイナリー「トレボー」で試飲を楽しんだ。
砺波市では農家レストラン大門で郷土料理を味わい、こきりこ民謡を観賞。同市の河島建具で組子コースターも作成した。高岡市で国宝瑞龍寺も見学し、沿線の魅力を満喫した。